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フェラーリ、重要スタッフ離脱の噂は”フェイクニュース”だと憤り「チームを不安定にしようとしている」

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フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネは、テクニカルディレクターのマッティア・ビノットとの関係が緊張状態にあり、彼のチーム離脱が近いという報道を”フェイクニュース”だと否定した。  パワーユニット部門を担当していたビノットは、前テクニカルディレクターのジェームス・アリソン(現メルセデス)がチームを去った2016年シーズン途中から同役職に就任。F1プロジェクト全体を統括し、フェラーリのパフォーマンス向上に大きく貢献してきた。  だがフェラーリは今季、タイトル獲得の大きなチャンスをものにできなかった。これにより、ビノットとアリバベーネの関係が緊張してきており、ライバルチームから関心を寄せられているビノットが移籍を決断するかもしれないという報道がなされている。  アリバベーネは日曜日、motorsport.comを含むイタリアメディアの取材に応えた。ビノットや自身の今後について訊かれると、アリバベーネは次のように話した。 「一度、全てを明確にしよう。マッティアについての噂はフェイクニュースだ。チーム内部を揺るがすために作られたものだ。問題がないところに、問題を作り出そうとしている。間違った噂にはこれ以上コメントしたくない」 「今シーズンを通し、チームを弱体化させようと多くの試みが行われた。時にはドライバーについて、時には技術者について”ストーリー”が作られた。私のポジション? (フェラーリCEOでもある)マネージングディレクターのルイス・カミレッリに聞いてくれ」  笑顔を浮かべてそう答えたアリバベーネは、来季に向けてのチーム体制強化は急いでいないと語った。 「まだ誰ともチーム離脱について話していない。体制強化についての話し合いはできるが、それについては時間がかかる。それは今シーズンが終わってから考える」 「今はコンパクトで素晴らしいチームがある。チームを強化するなら、急いでやることはない。それが行われるのは必要となった場合だけだと強調しておく。重要なのは安定性であり、追加をするのであれば、既存の健全性を損なうことのないようにしなければならない」 「機能しているチームに必要なのは補強であって変革ではない。個人的に、変革(revolution)を信じたことはないが、進化(evolution)は信じている」

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