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シラスウナギの人工生産のニュースを聞いて… 持続可能な「食のイノベーション」考えてみた(2020年9月18日)

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絶滅が危惧されている高級食材のうなぎ。3年後には、安く手に入る時代が来るかもしれません。

 日本の食文化を代表するニホンウナギ。しかし、稚魚のシラスウナギの国内漁獲量は乱獲などにより減少していて輸入に頼っているのが現状です。今年はシラスウナギ漁は好調だった一方で、去年は過去最低を記録していて漁獲量は安定しません。ウナギの稚魚の詳しい生態は分かっておらず、不漁の原因についても分かっていません。
 絶滅危惧種にも指定されているニホンウナギ。資源保護が課題となっているなか、「天然海水によるシラスウナギの人工生産に成功した」と新日本科学が発表しました。さらに、量産化の技術確立に向けて準備が整ったとして、3年後の2023年までに1万匹の生産を目指すとしています。現在、沖永良部島の事業所で孵化(ふか)した幼生が稚魚になるまでの生存率は1%未満。2023年までに生存率を5%まで向上させることを目標に餌(えさ)の開発などを進めます。新日本科学の永田良一社長は今後の展望について。
 新日本科学・永田良一社長:「事業に向けた研究へステップアップできる。将来は規模を拡大し、島の雇用創出に役立てたら」
 この知らせにうなぎ店では期待の声が上がっています。
 うなぎあら川・松井信一社長:「うまくいってもらえれば、もっとうなぎも安く皆さんに提供できるんじゃないですかね。やっぱり1尾あたり最低でも1000円以上ですから」「(Q.普段の感覚のなかにうなぎを入れてほしい?)入れてもらいたいですよね。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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