2018年平昌冬季オリンピックはある意味、意義深い大会だったと思う。
北朝鮮参加をめぐる“政治ショー”はスポーツの威信を傷つけ、極寒と強風は観客を凍らせた。しかし、選手の熱い戦いがそれらを溶かした。日本選手は冬季史上最多13個のメダル(金4、銀5、銅4)を獲得、高い関心を牽引(けんいん)した。
羽生結弦が金メダルに輝いたフィギュアスケート男子フリーは関東地区で平均33.9%(NHK総合・17日午後)、瞬間最高46.0%まで伸びた。小平奈緒のスピードスケート女子500メートルは同じく21.4%(TBS・18日夜)で、瞬間最高は34.6%。3人に1人が、小平と銀メダルの李相花(韓国)による「オリンピックの価値(卓越、友情、敬意・尊重)」を体現した光景を目にしたわけである。
◆「広告の看板がない」
そうしたテレビのオリンピック中継を見ながら、知人が疑問の声をあげた。
「テレビを見る限りかもしれないけれど、競技場やその周辺に広告の看板がない。きれいでいいとは思うが、なんだか寂しい」
これは、「クリーン・ベニュー」と呼ぶルールである。オリンピックの根本を規定する『オリンピック憲章』は、規則50(広告等)の第1項にこう記す。
「IOC(国際オリンピック委員会)理事会が例外として許可する場合を除き、オリンピック用地の一部とみなされるスタジアム、競技会場、その他の競技区域内とその上空は、いかなる形態の広告、またはその他の宣伝も許可されない。スタジアム、競技会場、またはその他の競技グラウンドでは、商業目的の設備、広告標示は許可されない」
1社1000億円とも2000億円ともいわれる高額な契約金を支払い、その業種では独占的にシンボルやモットーなどをワールドワイドに使用できるTOP(The Olympic Partner)企業13社といえど例外ではない。
許されるのは、「物品や用具の製造者識別表示」のみ。例えばスタジアムに大画面を提供するパナソニックがそれにあたるが、これとて「広告の目的で、著しく目立つようにつけてはならない」と規則50第1項の細則で規定されている。
しばしば比較されるサッカーのFIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップや世界陸上競技選手権では競技会場が広告表示であふれかえる。看板がピッチの側にまで進出していることはご存じだろう。
◆最大権利は呼称権
サッカー、陸上は、テレビ放送に映り込む表示の露出権を認めている。だが、「オリンピックというイメージ」を商品とするIOCは、それを許さない。イメージの膨らませが可能な無広告状態を至上とする。
スポンサーの最大の権利は、「オリンピックを応援している」といえる呼称権にすぎない。しかも、各企業は権利を保有しているだけ、自ら広報しなければ露出されることはない。
22日付の産経新聞は、平昌大会でTOP企業である「トヨタ自動車の存在感が全くない」といぶかしげに伝えた。恐らく、トヨタは意識的に呼称権を主張することを避けたのだと思う。
トヨタがIOCとの間でTOP契約を交わしたのが2015年3月、24年まで10年契約である。その間、16年リオデジャネイロ大会のローカルスポンサーとなっていた日産自動車の活動を認め、今回また韓国内のスポンサーである現代自動車に大人の対応をとった。
そこにトヨタの強(したた)かな計算がある。ブラジルと韓国の市場状況を吟味、広報活動は限定的になるから、あえて投資は避けた。そう見ても間違いではあるまい。
トヨタの主活動の場はあくまでも20年東京である。そして22年北京、24年パリに照準が合う。平昌で見えた別次元の光景であった。(産経新聞特別記者 佐野慎輔)
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180228-00000500-fsi-bus_all
平昌オリンピックで使われた車はトヨタ車を使ったそうです。
看板だけが宣伝ではないのも事実です。
記事にもあった、東京オリンピックで大金を使うとも言われてます。
まあ、一般人にはわからない戦略がトヨタにはあるのでしょう。
貶されるの分かってたから大々的に出なくても良かったと思う。
ハングルを見ると、気持ちが悪くなる自分がいる、それは、今までを考えれば、やむを得ない事だと納得している。トヨタも、会社として、考えて行っている事、そんな自然の風を感じる?
ただ単に市場としての南に魅力を感じないからだと。
トヨタさん、ナイス判断ですね。
関わらないのが一番
大人の対応
さすがトヨタ。どぶに捨てるようなお金は出さないよね。
後から何言われるか分からないから、関わらないのが最良。
1番得したのはスノボやスキーのメーカーだねスロー再生でバッチリ写っちゃって。
トヨタにはそんな気持ちはなかったでしょうけど、
韓国に関わると例えばフジテレビみたいに
Kの法則でガタガタになるから、
これで良かったのでしょう。
競技中にお菓子をもぐもぐするのは違反にならないのか。あれでメダル没収とかの騒ぎになったら嫌だな。
トヨタは韓国市場をもう見限っている。リーマンショック時は韓国とブラジルの景気はよかったが、今や哀れなものとなってしまっているし、韓国内の日本に対する悪感情鑑みると平昌で派手な宣伝を打つことは得策ではないと思ったのだろう。トヨタは20年の東京と24年の北京で派手にやるだろう。
この大会には関わりたくなかったのでしょう。
もちろん選手個人は日本国内で応援しておりましたが。
ちょっと何言ってるかわからないです。
今回の五輪では、ソウルや2002年のような、あからさまな審判の不正はなかった。ただ、もし不正が起こっていたら、スポンサー不買運動が起こっただろう。そのリスクを懸念して、スポンサーであることを、宣伝しなかったのだろう。
富士山や相撲の広告を利用し
日本車に成りすまして売ってる韓国車
ここでトヨタが広告を大々的に出せば
その詐欺商法を肯定することになる.
トヨタはよい選択をした。
さすがトヨタ抜かりない
半島五輪で広報活動した日本メーカーはとても残念。分析不足で費用対効果なし。
むしろ、敵に塩を送ってなおかつネギをプレゼントしたと解ってるのかな?
北に渡り、ミサイルとなって飛んでくると解ってるのかな?
くだらないなあこの記事