経済

種子島のサトウキビがピンチ!台風の影響をもろに受ける

投稿日:

サトウキビ産地の鹿児島県・種子島が危機にひんしている。10アール当たり収量と平均糖度の落ち込みが激しく、農家の手取り額は前年の3分の1に減る見込みだ。昨秋の台風被害が表面化した。糖度低下は同県の喜界島や沖永良部島でも広がっているが、収量にも影響を受けたのが種子島だ。島のサトウキビを全量加工する製糖会社の製糖量も過去60年で最低になりそうだ。JA種子屋久は「このままでは島の基幹産業が成り立たなくなる」と悲鳴を上げる。

「こがんとで糖度が上がるわけなか」。23日、サトウキビ畑を見回った中種子町の農家、梶屋良幸さん(67)は吐き捨てるように言った。通常ならまだ青々としているはずが、梶屋さんがつかんだ1本は葉先まで茶色く変色していた。従来は12月中旬の収穫開始から、徐々に糖度が上がっていく。だが、今年は糖度の低下が止まらず、農家は焦りを募らせる。「サトウキビの成長も進まず、収量もかなり少ない。こんな年はなかった」。梶屋さんの表情は暗い。

8~10月に相次いだ台風が原因だ。種子島は、8、9月の生育期に葉が裂けたことで成長が著しく鈍化した。

回復の兆しが見えてきた10月、再び台風被害が発生したことで、糖を蓄える登熟期も十分に光合成ができなかった。傷んだ葉先からはサトウキビさび病が広がった。広範囲で葉先が茶色くなり、さらに状況が悪化した。

喜界島や沖永良部島は8、9月の生育期には台風の影響が少なかったため収量に大きな影響はなかったが、糖度は伸び悩んだ。沖縄県でも一時、糖度の低い状態があったが、2月になって回復に向かっている。

種子島が深刻なのは、農家手取りに直結する収量、糖度のいずれもが、過去にないほど落ち込んでいることだ。

JA種子屋久が20日に試算したところ、10アール収量は過去5年平均より15%少ない4・9トンにとどまる見込み。原料価格や交付金の額を左右する平均糖度は、20日現在で10・46と前年より3、前々年より2低い。JAによると、昨年は7万7000円だった10アール当たりの農家手取り額は、わずか2万7000円。「ここ数年、不作の年が続いており農家に蓄えがない。離農者の増加につながりかねない」と懸念する。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180224-00010000-agrinews-ind

名無しさん ID:lnhTtfMsb
かなしいけどそれも含めて農業経営。農家の味方のJAは何をしてくれるのかな?
名無しさん ID:xsXwtlF01
島民だけど今年は
8/6、9/17、10/22、10/29と立て続けに台風が来た
しかも直撃で強いのが多かったから被害も大きいと思う
名無しさん ID:nRrIfsoxS
自然相手は、どうにもならない
収穫少ない年の価格が上がる品種でもないし
どの作物にも言えるリスク
名無しさん ID:5fOyHqJAQ
農家をまず助けなければならないのは、地元のJAですね。
地元だけで難しければ、全国のJAが手を差し伸べなければならないと思います。それができなければ、JAは存在意義がありません。

名無しさん ID:VEiKtws7H
種子島はまだ本土に近いですが、奄美、沖縄離島部においてはサトウキビと畜産、漁業は基幹産業。
国土防衛上、非常に重要であるため何とかしないといけないですよね。尖閣諸島の二の舞いは避けないとならない。
サトウキビに関しては、管理作業も多いので、その作業を支援、代行するコントラクターなどの育成も重要であると思う。
名無しさん ID:D3FzUuNaE
危機を煽るタイトルですが、台風の被害というのが実情ですよね。土地が汚染されて栽培が不可能になったのならまだしも、今年だけの事なら我慢するか行政などの支援で耐えるしかないでしょう。ただ温暖化による影響で台風が大型化していると言われているので、その点については対策を取る必要はあるかと思います。
名無しさん ID:tr9MGBvHv
農業はお天道様しだいで大変なのよね。
名無しさん ID:FxOoGGpfl
茨城で農業してます。今年の夏は雨が少なく、10月は雨のない日が3日、11月から急に寒くなり、9月以降まともに収入がありません。やっと最近暖かくなってほうれん草が収穫できました。しかし条件はみな同じ、いま市場は葉物だらけです。値段が崩れこれまた収入になりません。しかしこれも農業。割り切るしかありません。
名無しさん ID:oVbe8EKij
種子島の安納芋は、他産地の安納芋とは違って、本当に美味しいし、お店は高いので取り寄せています。
安納芋で頑張ってサトウキビも改良して残っていかれて欲しいです。
名無しさん ID:ekFqULsPa
リスク分散のため、他の産業も考えるべきだと思う。
名無しさん ID:KIxP5Xunu
ダメな時はとことんダメ、
豊作の時は値崩れ、
農業って難しいね
名無しさん ID:s6UFxUPqr
子供のころ砂糖キビ畑でよく茎ごと折口でかじっていたなぁ丁度笹竹に似て歯で噛みながら汁を吸っていた。砂糖の原料砂糖キビは守らなくてはならない。
名無しさん ID:Eczhw0JZh
台風が原因であれば仕方ない面もあるかもしれないが、たしか、砂糖は世界的にも供給過剰じゃなかったかな?もっと安く作る国があるなら厳しいと言わざるをえない。リスク分散のためにも他の農産物にも力を入れた方がいいかもね。
名無しさん ID:QieTw6Cx7
普段からもっと高く買ってあげられれば良いんだけど。消費者もそんなに金持ちばかりじゃないからなぁ…。
名無しさん ID:2oUvwbv5W
実は食べるだけなら種子島の島内における食料自給率(カロリーベース)は、1市2町全てで100%を越えている。
だが、この現代社会では現金収入がないと暮らしていけないので、その現金収入の手段で大きな割合を占めているのがサトウキビ生産であり、黒糖加工業。他にも工夫すればいいじゃないか、という意見もあるが、そこは「離島」というハンデ(作付面積の少なさ、外海に隔てられているための輸送コスト(距離・費用・時間))があるので、島内で加工して少しでも付加価値を付けて輸送しやすい形で島外に出せる黒糖生産は一応理にかなっているのです。
歴史的にみても、砂鉄の産出に古来恵まれていたので製鉄や鍛冶の技術があり、そこから国内最初の鉄砲伝来・国内製造が可能となったのだが、やはり生産力や輸送面がネックとなり「種子島」と呼ばれながら生産拠点にはならなかったことからも、離島というのはそれだけでハンデなのですよ。
名無しさん ID:LMhlY9Q8U
田んぼとか眺めてつくづく思うのが、割にあう商売なのかな?という事。初夏の田んぼの光景は壮大で癒される。けど、それだけ栽培しないと利益が取れないってこと。お米なんて、パンパンに入った5kgのお米、国産銘柄米でも1500円くらいで買える。でも、あの稲の穂からわずかしか産出できない事を考えると気の遠くなるような稲が必要だよな。サトウキビもそうだよ。1kgパンパンに入ったグラニュー糖が今の時代200円くらいで買えちゃうでしょ?でも、砂糖生みだすためにどれだけのサトウキビが必要なのか?濃縮や濾過など色々組み合わせてやっと商品化される。

砂糖農家やお米農家は、大変だと思うよ。
昭和の頃に比べたら、お米やお砂糖は明らかに安くなっている

稲だけの栽培では広大な水田でも年収200万未満が多いらしい。他にも農作物を栽培しないとやっていけない。

当たり前のように砂糖やお米を食べられる事に感謝しないと。

名無しさん ID:9YCzXkCfz
自然相手の農業は何にをしても辛いわ
出来ればできたで値段が下がる、出来なければ収入が無い
農業やめたら土地が荒れ地になってるがな、知らんがな
名無しさん ID:ILsBbpGPo
共済で不作分は保障されないのかな。
名無しさん ID:UR8dauzne
夏場に苗植えして、1年半後の糖度の上がる寒い2月頃に収穫するそうだ。
その苗から3回収穫出来ると言っていたが、一度傷んだ場合、新たに苗を植え替えるのだろうか?
鎌を使って手作業でサトウキビを刈るのは根を傷めない為とはいえ、大変な作業と思った。
名無しさん ID:6XNQaAsV4
そんな年もあるさ。それが農業だと思うけど。
サトウキビにも交付金があるんだね

-経済

Copyright© Isoまとめ , 2024 All Rights Reserved.