世界には、自然がつくり出した驚くべき光景や、科学では説明できないような不可解な現象が多々ある。成り立ちや原因がわからないことから、未知の古代文明や宇宙人に由来すると疑われるものさえあるほどだ。ここでは、ナショナル ジオグラフィックの別冊『今の科学でここまでわかった 世界の謎99』から、デスバレー(死の谷)の「動く石」を紹介しよう。
米国カリフォルニア州のデスバレー国立公園には、レーストラック・プラヤという干上がった湖底があり、毎年多くの観光客が訪れる。そこでは、重さ300キロ以上の岩が、干上がった湖底に長い軌跡を描いて動いた跡が見つかるのだ。なかには1キロ近い長さの軌跡もある。だが、実際に動いているところを目撃されたことはない。
これらの岩は、下り坂を滑って動いたわけではない。それどころか、ほとんどの岩はわずかな上り坂を上がっているのだ。風の力だけで重い岩がこれほどの距離を移動するとは考えにくい。軌跡の周りでは、人間や動物の足跡は見つかっていない。
デスバレーでは、繊細な生態系が破壊される恐れがあるため、器具を設置してこの謎を科学的に解明することは規制されてきた。そこで2011年、米国の研究者がGPSを付けた石と撮影機材、突風を観測する設備を現地に持ち込み、石がどのように動くのかを調査した。
2年間にわたる観測の結果、研究チームはついに石が動く原因を突き止める。わかったのは次のようなプロセスだった。降った雨が夜間の寒さで凍結し、薄い氷の板ができる。その後、日光の熱で板が割れていくつかの破片に分かれる。その破片に突風が吹きつけて動く際に、石も一緒に押されて動くのだった。
※ナショナル ジオグラフィック別冊『今の科学でここまでわかった 世界の謎99』を再構成
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180225-00010002-nikkeisty-life
何年か前にNHK BSで実際に岩が動く様子を放映してた。
自然の神秘というよりその謎を解こうとする一人の男の執念を描いた感じで、なかなか見ごたえがあった記憶がある。
やめてくれ。矢追さんの仕事が無くなる。
またイギリス人辺りがやってたのかと思った
子供の頃に、石を持ち帰った家で、家人がことごとく不慮の死を遂げるって記事があって、恐怖に駆られたけど、タネを明かせばなんだか納得。
ツタンカーメンの呪いとか、「実は」って聞かされるとスッキリする反面なんか寂しい。
何故今更?
かなり前に見た記憶があるけど
ストーンヘンジの石をどうやって運んだのかも知りたいな
てっきり湖が動いてるのかと思った!
岩の底面がほぼ真っ平らなんだろうね でなきゃ夜間の氷の上を強風でも300kの岩を押せるわけがない
それにしても不思議
スター・ウォーズ、最初のエピソードⅣが公開された翌年、一緒に見に行ったガールフレンドが、R2D2がオビワンケノビを探しに脱走して、ルークが襲われた谷は、デスバレーに間違いない、と言っていた。翌年デスバレーに行った時、モーテルのマネージャーに大体の場所を教えてもらい、早朝から車で谷を探しに行き、ついに発見した。夏場は50℃になるぞ、と注意されたけど、2月だから寒かった。地球上とは思えない場所でした。
年間降雨量50ミリ程度の場所でよく撮影できたね。ご立派。
ひっくり返したらキャスターついてない?
それでも300キロ以上の石が動くのは信じ難いなぁ。
へぇーーーーー
岩が登ると言うなら逆に地面が下がってる可能性もあるよね。
ミステリーのままでも
よかったんやないの?
何年か前に世界まる見えだかの番組でやってたから謎が解かれたのは有名なものかと思ってた
当時、人気選手で、結婚相手はより取りみどりだったはずなのに、なぜあの柔道家と結婚したのかも解明して欲しいなあ
エルレガーデンのジャケットに見えた
そうでなかったら逆に恐怖や。
自然現象と言われても動いてる瞬間とか見てないから今だに信じられないなぁ。不思議。